更年期

今回は、当院でも多い更年期の事について触れたいと思います。

更年期とは、生理がなくなる前後の期間を言い、概ね40代半ばに多いとされています。

エストロゲン、プロゲステロンというホルモンバランスが乱れた結果、自律神経症状を出すものですね。自律神経なので、鍼灸の得意分野になります。

症状としては、、、
●ほてり(顔、ホットフラッシュ)
●のぼせ
●胸の痛み、動悸
●脈が早まる
●汗をかく
●めまい、ふらつき
●倦怠感、疲れやすい
●体重に変化が出る
●むくみ
●頭痛、頭重
●冷え
●頻尿、尿もれ
●薄毛

などなどの症状が起きます。


もちろん、ホルモンバランスが崩れていて、ホルモン療法をされた方が早い方も多くみえます。
しかし、中には日頃のストレスから体調をくずされ、更年期のような症状になっている方も多くみえます。
その場合、漢方や鍼灸が著効を現します。

なんせ、40代半ばはストレス満載。
当院でもお話をお伺いすると、子供の心配や子供がいない事による将来の心配、そして親の介護。
元気だった親がだんだんと弱り、認知症になっていく。いつか自分もこうなるのではないだろうか?でも。そんな事思ってるなんて情けなくて誰にも言えない。
そんな不安が、症状を引き起こしている事があります。
まさに心身一如。(心と体は一つだよ、という事です)
体はストレスがあるとどこか体の悪い所に、もうこれ以上無理しないで!とサインを出します。その結果がホルモンだったり自律神経だったり痛みだったりします。

【症例】
40代女性。めまい、ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、むくみがある。
病院にてホルモン療法と、子宮筋腫がある為ピルを飲んでいるが、体も疲れやすくつらい。
親の介護が始まり、仕事を辞めて家に入った。仕事量は楽になったはずなのに不調が仕事を辞めてから始まっている。

この方は仕事を産休取りながらずっとしていた為、仕事を辞めたストレスは本人さんが思っているよりも大きかったと考えられます。

【施術】
ホルモンを整える為、三陰交お灸、百会太衝に鍼を行い、腰部、肩の筋緊張をドライニードルにて緩和。
また、ホットフラッシュの生活指導として
お風呂上がりに手首、足首から先に水を3秒ほどかけてくださいとお願いしました。 
ホットフラッシュは体内の温度が調節できない際に起こりやすいですが、お風呂上がりに水という刺激を体の末端に行う事によって自律神経が整い、また”冷やしたものはあたためなければ”という体の正常にしようとする力を使って末端を温めます。

症例の方は始めは一週間に一回でしたが1月ほどからペースを二週に一回にのばし、今は一ヶ月に一回のペースでお体のメンテナンスがてら来院されています。
あなたの心を元気にするお手伝い。
人の治る力は本当に素晴らしいです。